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日通の鉄コン21年度5.4%減、半導体不足と大雨響く

2022年2月25日 (金)

(イメージ)

調査・データ日本通運がまとめた2021年度(21年4月から12月までの9か月間)の鉄道コンテナ取扱実績によると、総個数は107万4187個で前年の同じ時期に比べ、5.4%減少した。半導体不足による自動車工場の操業停止と生産量の減少のほか、21年8月の大雨に伴う山陽線不通の影響を大きく受けた。

新型コロナウイルスによる売上高への影響に対しては、コスト削減に重点をおき、オペレーション管理を徹底。具体的には社有戦力の活用と外注業務の内製化に取り組み、集配作業の効率を高めることで利益改善を図った。

今後の方針については「日本市場で中核を担う通運部門は、持続的な発展と成長を目標に重点取組項目として売上高の拡大、コストコントロール、生産性の向上、標準化とデジタル化、品質・安全の確保とコンプライアンスの順守の4点を掲げて、グループ一丸となって取組んでいく」としている。