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神鋼物流、愛知に物流拠点開設で鋼材輸送効率化

2022年3月1日 (火)

拠点・施設神戸製鋼所グループの神鋼物流(神戸市中央区)は2月28日、営業拠点「名古屋物流センター」(愛知県飛島村)をことし4月1日付で開設すると発表した。鋼材製品の物流効率化と品質管理のさらなる向上を図る。

双日ロジスティクス(東京都千代田区)が所有する「名古屋スチールセンター」の資産を譲り受ける。

神鋼物流は、神戸製鋼所の鋼材製品の物流を管理するとともに、海上・陸上輸送や中継基地の運営を担う。中継基地については、神鋼物流が直接運営する千葉県市川市と兵庫県尼崎市、大阪府高石市の3か所に加えて、委託契約を結んでいる基地が全国に72か所ある。

(イメージ)

神鋼物流は、鋼材物流全体の効率化と品質管理の向上を図るため、名古屋地区における物流拠点の直営化について検討。このたび、双日ロジスティクスと同センターの資産譲渡・運営移管について合意に至った。

神鋼物流は今回の名古屋物流センター開設を契機として、物流拠点としての機能に加えて生産工場から配送先までのサプライチェーンの最適化や輸送品質の向上に取り組むほか、より精度の高い顧客サービスの実現を図る。

神鋼物流「名古屋物流センター」の概要
所在地:愛知県飛島村金岡7
交通:伊勢湾岸自動車道「飛島インターチェンジ」から車で5分
敷地面積:1万7489平方メートル
倉庫面積:7635平方メートル