ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

SBS東芝ロジ、同僚の救命活動で消防から感謝状

2022年3月28日 (月)

▲(左から)小牧市消防本部高橋消防長、SBS東芝ロジスティクス小林克久氏、TLロジサービス福冨俊子氏、森田真啓氏(クリックで拡大、出所:SBS東芝ロジスティクス)

認証・表彰SBS東芝ロジスティクス(東京都新宿区)は28日、同社と子会社のTLロジサービス(川崎市川崎区)の従業員が人命救助に貢献し、愛知県小牧市消防本部から感謝状を授与されたと発表した。

TLロジサービス中部営業所事務所で2021年11月、意識を失い心肺停止状態になった男性従業員に対して、同僚の従業員が協力して対応。消防に通報するとともに従業員を床に寝かせて心臓マッサージや気道確保を行い、他の同僚にも救急車の誘導を指示するなど、的確な救命活動に取り組んだ。心肺停止状態だった男性従業員は、救急搬送中に心拍が再開し後遺症もなく回復した。

小牧市消防本部は、男性従業員の同僚が、着席したままでいびきのような呼吸をして顔色が真っ白になっていることに気付き、消防に通報した事実にも着目。早期の発見・通報と迅速で適切な救命処置や救急車の誘導指示など、的確で勇気ある行動が人命救助につながったと評価した。

感謝状を受け取った従業員は「座ってすぐにいびきが聞こえたので変だと思いすぐ行動した」「救命講習を受けていたので落ち着いてできた」「同僚を救えてよかった」と振り返った。消防長は「勇気ある行動で見事な連係プレー」と称賛した。