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SBS東芝ロジ、物流改善事例大会で優秀物流改善賞に

2022年6月17日 (金)

認証・表彰SBSグループのSBS東芝ロジスティクス(東京都新宿区)は17日、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)主催の「全日本物流改善事例大会2022」で物流現場改善の取り組み事例を発表し、優れた改善事例に贈られる「優秀物流改善賞」に選ばれたと発表した。

▲受賞式の様子(出所:SBS東芝ロジスティクス)

受賞したSBS東芝ロジスティクスの北関東支店検見川分室は「ダイバーシティ推進による組織風土の活性化(女性従業員に優しい倉庫環境づくり)」をテーマに、従業員アンケートなどを端緒に女性作業員の視点に立ってきめ細かく改善活動を推進。出荷頻度分析による部品のロケーション配置を見直したほか、ピッキング作業の標準化や作業負荷の軽減、作業の安全性の向上を図ることにより、女性従業員だけでなく男性従業員にとっても働きやすい就業環境を実現した。

SBS東芝ロジスティクスの受賞は、2021年の「物流合理化努力賞」に続き2年連続となる。北関東支店検見川分室は「ダイバーシティに特化した活動はメンバーそれぞれの多様な感性・能力・経験などを最大限に生かしたことで、現場改善を飛躍的に進めることができた。今後も人手不足が進むなかで、誰もが働きやすい職場環境づくりを継続していきたい」と喜びを語った。

また、受賞はならなかったものの、全日本物流改善事例大会2022で「リモートによるシンガポール海外倉庫の立上(コロナ禍でのNew Normal(ニューノーマル)対応)」をテーマとした発表も実施。新型コロナウイルス禍における海外倉庫稼働にあたり、現地従業員への教育や倉庫環境整備を遠隔指導で実施することで、国内と同水準の品質レベルを維持した倉庫立ち上げを実現した。

SBS東芝ロジスティクスは今回の発表・受賞を契機として、今後も日々の改善活動を継続的に行いながら、働きやすい職場づくりを構築していく。