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調査・データ国土交通省が28日発表した航空輸送統計速報によると、1月の国際貨物輸送は重量ベース14万5827トン(前年同月比6.2%増)、トンキロベース9億6828万トンキロ(13.6%増)だった。国際貨物輸送に関する新型コロナウイルス禍以前の2019年との比較でも、重量ベース26.9%増、トンキロベース38.3%増だった。
地域別では、中国・韓国以外のアジア(台湾含む)向けが重量ベースで5万1609トン(6%増)、米大陸向けが4万4421トン(22.2%増)、欧州向けが1万3168トン(7.9%増)、ハワイ・グアムなど太平洋方面向けが1683トン(5.3倍)など、多くの地域で増加。中国向け(2万7569トン、14.6%減)、韓国向け(1790トン、11.9%減)は落ち込んだ。
国内貨物輸送は重量ベース4万6286トン(前年同月比18.8%増)、トンキロベース3億6858万トンキロ(18.7%増)と前年から回復したが、19年比ではいずれも3割以上減少している。