サービス・商品Fidus Global(米国)は4月30日、倉庫管理システム(WMS)およびAI(人工知能)スロット配置ソリューションを開発するFulfilld(同)のソフトウェア資産を取得すると発表した。これにより、機器制御の領域から倉庫管理全体へとサービス範囲を拡大し、業界初となるオープンアーキテクチャのエンタープライズ制御プラットフォーム(ECP)構築を加速する。
同社はこれまで、アマゾンやフェデラルエクスプレス、タイソンフーズ、ウォルマートなどで経験を積んだエンジニアによる制御エンジニアリングとソフトウェア開発を強みに、物流業界向けに柔軟で拡張性の高い自動化ソリューションを提供してきた。今回の資産取得では、Fulfilldの主要エンジニア数人もチームに加わる。
取得したWMSとAIスロット配置機能は、Fidus Globalのオープンアーキテクチャ型倉庫制御システム「Pontem」と統合される予定で、顧客がサプライチェーン全体を自らの管理下に置く環境を実現する。同社は今後、ベンダーに依存しない運用を志向する企業への導入を進め、倉庫オペレーションの新たな標準構築を目指す。
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