三井E&S、IHI系の船用大型エンジン事業を承継へ

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M&A三井E&Sホールディングスは3月31日、IHIの子会社で原動機事業を担うIHI原動機（IPS、東京都千代田区）の船用大型エンジンとその付随事業について、三井E&Sが承継することで協議・検討を開始すると発表した。

造船会社の再編や脱炭素化に向けた燃料転換が進展し、世界的に船用エンジン事業を取り巻く環境は変化している。三井E&SとIHIは世界市場における競争力を高めるため、互いのリソースを集中させることで経営と資本の効率化や収益性の向上、企業基盤の充実を図り、事業の継続的発展を見据えた今回の承継を協議・検討することで合意した。

承継する事業の具体的な内容や範囲などの詳細は、IHIとIPS間で協議のうえ決定する。ことし9月に契約を締結し、2023年4月に事業を承継する。