通行止め秋田道、北陸道で【10日19時時点】

国内8月上旬からの北陸・東北地方の大雨とそれによる道路被害により、各地で高速道路や一般道の通行止めが続いている。

【高速道路】

▲東北自動車道下り線の浪岡IC・青森IC間の復旧作業（出所：NEXCO東日本）

東日本高速道路（NEXCO東日本）によると、秋田自動車道・上下線の琴丘森岳インターチェンジ（IC）・能代南IC間で10日11時9分から通行止めとなっている。東北自動車道下り線の浪岡IC・青森IC間と、青森自動車道下り線の青森ジャンクション（JCT）・青森中央IC間の通行止めは解除された。また、東北道の一部で小規模ののり面崩落が発生し、走行車線規制が行われているが、通行は可能という。

中日本高速道路（NEXCO中日本）によると、北陸自動車道の敦賀IC・今庄IC間の下り線（金沢・新潟方面）は土砂災害による通行止めが継続しており、解除は8月末ごろになるという。敦賀IC・武生IC間の上り線（米原方面）は通行止めが解除された。ネクスコ中日本は、下り線の通行止めに伴い、ドライバーに迂回を求めている。

■迂回路（出所：NEXCO中日本）
https://www.c-nexco.co.jp/images/urgency/870/cb591c7ef105999ae03d50e878fd1410.pdf

【国道】

国土交通省青森河川国道事務所によると、青森県内で国道101号、102号、339号で一部通行止めとなっている。

同省山形河川国道事務所によると、山形県内で国道121号が一部通行止めとなっている。また、113号では山形県内と新潟県内で1か所ずつ、道路が崩れて片側交互通行となっている。新潟県側の規制箇所は夜間は通行止めとなり、同事務所では290号に迂回するよう求めている。