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1-7月の労災死者、陸運は前年比7人減の40人

2022年8月18日 (木)

(イメージ)

調査・データ厚生労働省が18日発表したことし1月から7月までの労働災害発生状況(8月速報値)によると、陸上貨物運送事業での労災による死者数は40人となり、前年同期比で7人(14.9%)減少した。他の業種も含めた全体の死者数は395人で、同2人(0.5%)減った。

一方、死傷者数(休業4日以上)で見ると、陸上貨物運送事業では8442人と、同211人(2.6%)増えた。全体でも9万8181人と、2万5676人(35.4%)増えた。

厚労省の第13次労働災害防止計画の基準年である2017年の同じ期間との比較では、陸上貨物運送事業も全体も、ともに死者数は減少し、死傷者数は増えている。

労災事故の型別発生状況では、死亡災害では「墜落・転落」「はさまれ・巻き込まれ」が多く、休業4日以上の死傷災害では「その他(主として感染症)」「転倒」が多かった。

速報値は7月31日までに発生した労災について、8月8日までに報告があったものを集計した。