ECZOZOは25日、ファッションブランドの在庫リスクゼロを目指す生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」(メイドバイゾゾ)による受注販売を9月1日からZOZOTOWN(ゾゾタウン)で開始する、と発表した。
まずは同日からユナイテッドアローズの商品販売をはじめる。今後、TSI、シップスなどの商品も段階的に販売する。これまでファッションECとして担ってきた販売だけでなく、上流の生産支援に踏み込む。これまで手作業で行っていた工場での作業をデジタル化し、複数の異なるデザインの商品を同時並行で生産可能にする独自のシステムを開発することで、最低1着から生産し、商品受注から最短10日で発送する。
これまでは、季節ごとに一定量をまとめて生産する方法が一般的だったが、ゾゾタウン上で商品を受注した後に生産工程に入るため、ブランドは在庫リスクゼロで、過剰在庫による売れ残りを心配することなく販売することが可能になる。