
▲IT点呼キーパー(出所:テレニシ)
サービス・商品ソフトバンク子会社でシステム開発を手掛けるテレニシ(大阪市中央区)は30日、自社のクラウド点呼システムを、オムロン電子体温計に連動させるサービスを8月16日に始めたと発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大以降、ドライバーも日々の検温が一般的になっており、点呼と一緒に行えるようにして利便性を高めた。
発表によると、テレニシは運送会社など向けに販売している総合クラウド点呼システム「IT点呼キーパー」のオプションとして、健康機器メーカーのオムロンヘルスケア(京都府向日市)の電子体温計MC—6810T2と連携する機能を設定した。体温の測定結果は、ブルートゥースの通信を経由して同システムに送られる。
対面点呼やIT点呼、遠隔点呼を行う際、体温測定が同時にできるため、ドライバーの健康確認体制がより強化できる。