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大和ハウス、マレーシアで3棟目の物流施設着工

2022年9月20日 (火)

▲DPLマレーシアIII外観イメージ(出所:大和ハウス工業)

拠点・施設大和ハウス工業は20日、マレーシアのセランゴール州で同国3棟目のマルチテナント型の大規模物流施設「DPLマレーシアIII」を10月1日に着工する、と発表した。建物は地上3階建て、敷地面積6万742平方メートル、延床面積は15万6292平方メートルで、同社が海外で開発する物流施設としては最大の延床面積となる。

同国では2020年9月に1棟目、21年11月に2棟目が完成し、ともに完成前に満床が決まるなどリーシング活動が好調に推移したことを受け、3棟目の開発を決めた。

3棟目は1・2棟目の隣接地に建設し、首都クアラルンプールの中心部から南西へ27キロ、クアラルンプール国際空港から北へ40キロの距離にあり、シャー・アラムの工場や物流施設が集積するエリアに立地する。

同国でも盛んなEC(電子商取引)需要を見込むほか、食品卸・小売事業者による利用を想定。それぞれのフロアに接車できるようランプウェイを設け、各フロアは最大12テナントが利用できる区画割りを導入する。