ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

中小向けトラックリース事業を開始、FC

2022年10月17日 (月)

▲FC車両リース導入のポイント(クリックで拡大、出所:ファンドクリエーション)

サービス・商品ファンドクリエーション(FC)は14日、中小規模のトラック運送事業者向けに、オペレーティングリースによるトラックのリースバック事業を開始したと発表した。車両を売却して代金を受け取った後、リース車両として継続使用できるのが特徴。大手に比べて経営基盤が脆弱な中小・零細事業者が、車両を調達する選択肢を広げる。

大型貨物から中・小型まで幅広い貨物車両を対象に、同社が運送会社から車両を購入してリースする仕組み。リース契約満了後には車両を買い戻すか返却するかを選べる。キャッシュフローの改善などを通じて、運送会社の財務健全化にも寄与できるという。

今回の事業について、同社は「トラックは資産価値が低下しにくく、市場規模が大きく中古市場に厚みがある」などとコメントしている。

発表によると、国内の物流事業は市場規模が29兆円。このうちトラック運送事業は19兆円と70%を占める。EC(電子商取引)化比率の上昇に伴い今後も拡大が見込まれる一方、50%以上のトラック運送事業者が保有車両が10台以下の零細事業者。11〜200台の中小事業者も含めると、全事業者の99%以上に達している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com