サービス・商品自動認識システムの総合メーカー、マーストーケンソリューション(東京都新宿区)は17日、フォークリフトにUHF帯RFIDリーダライターを搭載し、庫内作業を効率化する「UHFフォーク」システムの販売を開始したと発表した。
それによると、UHFフォークは、車載端末がUHF帯の電波でパレットや棚に付けたICタグ(RFID)の荷物番号やロケーション情報を自動で読み取り、フォークリフトの運転者が降車せずに入出庫やピッキングの作業を効率よくできるようにする。ロケーション管理の精度を向上させ、倉庫作業を省力化し、人手不足の解消に役立つという。
一連の装置は、車載端末(専用パソコン)とUHF帯RFIDリーダライター、アンテナなどで構成される。リーダライターは自社開発したもので、現場経験豊富な専門技術員チームが取り付けを行う。
これまでのハンディーターミナルを使った作業の場合、ピッキングのたびにフォークリフトから降りる必要があった。ハンディーターミナルの画面は小さいため操作性も低く、充電や機器管理にも手間がかかる。UHFフォークを導入すれば、運転者は車載端末からのピッキング情報を確認し、フォークリフトから降りることなく作業を行える。パレットの取り違え防止効果もある。フォークリフトの稼働状況や入出庫情報をリアルタイムに把握でき、管理者が効率的な配送管理を行うことができるという。
■UHFフォークシステム紹介動画
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