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日立オートモティブ、メキシコに新工場を建設

2012年9月21日 (金)

拠点・施設日立オートモティブシステムズは21日、メキシコに自動車機器システムの製造拠点を新設すると発表した。新会社の社名は日立オートモティブシステムズケレタロで、メキシコ中央部のケレタロ州に工場を建設する。米州統括会社の日立オートモティブシステムズアメリカズ管轄下に置く。

メキシコで増加する自動車生産への対応、特恵貿易協定を活用した米州全域の自動車メーカーへの供給を強化していくため、ケレタロ州に20万平方メートルの敷地を確保。

2014年4月からサスペンション製品の量産を開始する計画で、段階的に生産品目を拡大していく。12年から15年までの4年間で1億米ドル(78億円)を投資する。

これまで日立オートモティブシステムズは、メカ系と電子系の自動車機器システムの製造でそれぞれ得意分野を持つメキシコのグループ会社、ユニシアメヒカーナとエレクトロニカ・クラリオンで製品生産を分担していた。

■新設会社の概要
名称:日立オートモティブシステムズケレタロ可変資本会社
所在地:ケレタロ州サンタロサハウレギ
設立時期:2012年7月2日
株主構成:日立オートモティブシステムズ99.98%
事業内容:自動車機器システム製品の製造
事業開始:2014年4月
従業員数:400-700人(2017年時計画)

■新工場を建設するサンタ ロサ ハウレギの位置

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