ビボテック全方位カメラで物流拠点を隈なく監視

（出所：VIVOTEK）

ロジスティクスネットワークカメラの大手メーカー、ビボテック（台湾）日本法人のビボテックジャパン（東京都港区）は21日、360度全方位を見渡せるカメラなどを中心とした大規模監視システムが、日本の大手物流企業の倉庫に導入されたと発表した。

ある大手物流会社の複数の倉庫をオフィスから集中監視、一元監視できるようにしたもの。述べ1万1000坪もの敷地を隈なくカバーするだけでなく、設置するカメラ台数を最小限に抑えたい、パレットを積み上げた際に死角がないようにしたい、などの要望に応えた。

大規模セキュリティー監視システムは、パートナーの電子機器商社たけびし（京都市右京区）と連携して構築。倉庫内にはパレットを積み増しても死角なく360度監視が可能な全方位カメラを105台、倉庫外周では、設置後もピントやズーム調整が可能な屋外向けバレットカメラを14台を設置した。設置の際にも位置の設定が容易で、短期間で導入可能なのも強みとしている。

全方位カメラを導入したこの大手物流企業は「設置台数を半数にまで削減したにもかかわらず、目が行き届きにくい場所もカバーできるようになった。作業者が常に見られている意識を持って作業することで、安全意識の向上にもつながっていると感じる」と効果を述べた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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