ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

アテクト、台湾で半導体製造用保護資材を量産へ

2010年10月18日 (月)

拠点・施設アテクトは15日、台湾経済部から対台湾投資の承認(FIA)を得たと発表した。これにより、同社は新工場の具体的な立ち上げ作業に着手し、2011年4月から半導体製造用保護資材(スペーサーテープ)量産品の出荷を開始する。

 

今回新設する工場は台湾・高雄市内の加工区にあり、約1000平方メートル規模のクリーンルームを備える同社半導体資材ビジネスの最新鋭工場となる。高いクリーン度とコスト競争力を両立させ、台湾を中心とした顧客ニーズに迅速に対応する。

 

来春の台湾での量産品出荷に伴い、同社の半導体資材ビジネスは日本、韓国に続く製造供給拠点が稼働を開始することとなり、すべての主要な液晶パネル市場に対して現地からの直接供給ができる体制が整うことになる。特に台湾市場は、スペーサーテープの約6割を出荷する主力市場であり、今回の現地法人設立により台湾市場での同社ビジネス基盤をさらに強化する。