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知能ロボット用の袋物対応ハンドを開発、Mujin

2023年8月3日 (木)

サービス・商品ロボット技術開発を手がけるMujin(ムジン、東京都江東区)は3日、自動学習機能を持つMujinRobot(ムジンロボット)の標準ハンドのラインアップに、袋物対応のロボットハンドを追加したと発表した。

▲知能ロボット「MujinRobot」(出所:Mujin)

ムジンロボットは、ロボット知能化ソフトウエア搭載のコントローラーで制御することで、荷物の積み下ろしの仕方を自律的に考え、臨機応変に動く知能ロボット。袋物対応のロボットハンドを装着することで、上面吸着ハンドでさまざまなサイズや種類の袋を、中身を傷つけることなく搬送可能になる。標準品での最大可搬重量は30キロ。混載品も3Dビジョンで正確に認識し、多様な積み方に対応できる。また、同社が開発した特性ハンドによって袋物を下から支えて搬送することで、安定・高速な運搬が可能だ。

▲袋物の積み下ろし用ハンド

ロボットシステムの能力を全体的に向上させるには、ロボットアームの動作や3Dビジョンの認識タイミングなどの要素を組み合わせて最適化する必要があるため、システム能力は稼働開始までわからないことが多いが、ムジンは独自のロボット知能化ソフトウエアでシステム構築前にシミュレーションを行うため、高能力を発揮する最適なハンドの製作を可能としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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