サービス・商品知能ロボットによる自動化ソリューションを提供するMujin(ムジン)は15日、自動車製造・航空機製造を展開するSUBARUの大泉工場(群馬県大泉町)にて、独自のソフトウエアプラットフォーム「Mujinコントローラ」と、「PickWorker」(ピックワーカー)を導入したと発表した。
ピックワーカーは、ばら積みされたさまざまな部品のピッキングを、事前学習なく自動化する知能ロボットで、両システムの導入により、同工場におけるクランクシャフト鍛造粗材の加工ライン投入作業の自動化を実現させた。
Mujinコントローラでは、対象物の形状や周辺環境を高精度で認識する3Dビジョンシステム、ロボットハンド、アーム、各種センサー類を一括制御することで、瞬時に最適なロボット動作を計算・生成する。事前のロボット動作学習は不要で、複雑な形状の素材を扱う場合も知能ロボットが柔軟に対応する。
既存の工場内に新たに自働化設備を導入する場合でも必要最低限のスペースでの自動化が可能。万が一のトラブル発生時でも、リアルタイムデジタルツイン技術により、セル内の詳細をリアルタイムで可視化できるため、リモートサポートによる初期対応や早期の原因追及が可能だ。
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