ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

知能ロボとAGV連携し一括制御、Mujinが大賞受賞

2023年4月6日 (木)

▲多品種ケースハンドリングシステム(出所:Mujin)

認証・表彰ロボット技術開発を手がけるMujin(ムジン、東京都江東区)は6日、同社が開発した知能ロボットとAGV(無人搬送車)を連携させた多品種ケースハンドリングシステムが「第52回日本産業技術大賞」特別賞を受賞したと発表した。

受賞対象となったシステムは、工場や倉庫で多品種コンテナや段ボールの搬送・積み下ろし・積み付け・棚入れ作業を効率化するもので、人手不足が深刻化する中、自動化が困難な多品種ケースハンドリングを解決するために開発した。

具体的には、独自のロボット知能化ソフトウエアを活用し、サイズ・形状・蓋の有無が異なる多品種ケースハンドリングを自動化。多品種ケースハンドリング知能ロボットとAGVを一括制御することで、作業効率を高めるとともに、システム全体の制御を一社で担い、最適化や円滑な機器連携の実現を図る。

この仕組みを導入する効果として、同社は「人手不足を補い、作業者にとって働きやすい環境を整備できる。さらに、工程変更が頻繁に発生する環境でも、機器を都度廃棄せずに継続利用が可能であり、環境保全にも貢献していると説明している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com