ユニ･チャーム､紙おむつ圧縮性改良で配送効率向上

▲「ライフリー うす型軽快パンツ」（出所：ユニ・チャーム）

荷主ユニ・チャームは25日、高齢者用紙おむつ「ライフリー うす型軽快パンツ」の圧縮率を改善して積載効率を高めるなど、物流配送効率の向上も見据えた改良を行ったと発表した。

ウエスト部分の糸ゴム接着で接着剤の使用をなくし、超音波接合技術を採用することで高い圧縮率を実現。新パッケージは従来品と比べて幅が1割以上コンパクト化し、それに伴い段ボールのサイズも1割以上コンパクト化した。配送での積載効率が向上することで、10トントラック1000台分にあたる年間220トンのCO2排出削減が見込まれる。パッケージ開封後は24時間で従来品と同等の厚みに戻る。

また、接着剤を使用しないことで水平リサイクルのための分別がしやすくなり、接着剤の使用も年間190トン削減できるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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