ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

西濃運輸が大規模設備投資、機能向上へ拠点再編

2023年12月25日 (月)

拠点・施設セイノーホールディングスは25日、主力の特積み輸送の効率化などのため、2025年度から26年度にかけて、中核企業である西濃運輸の金沢支店金沢倉庫(金沢市)の新設、既存の横浜支店(横浜市都筑区)と市川支店(千葉県市川市)の建て替えを行うと発表した。既存2施設はトラックターミナルと物流倉庫の機能を併せ持つ「ロジ・トランス」機能を備えた施設への建て替えを計画している。

▲「西濃運輸金沢支店金沢倉庫」の完成イメージ(出所:セイノーホールディングス)

新設される金沢倉庫は、金沢支店から北西2.5キロ、北陸自動車道・白山インターチェンジ(IC)から2.2キロに位置。北陸エリアや石川県を中心にサービス提供の拡充、物流サポート、調達物流の強化に寄与する。25年5月に完成する。

旧横浜支店は、第三京浜道路・港北ICから0.4キロと至近。周辺地域が一大商業地域、住宅地域として開発されたことで物量が伸長したため、保管倉庫を備えた施設に建て替えを行うことで事業拡大を目指す。現在は建て替え準備のため近隣に移転中だ。建て替え後の横浜支店は4階建てで、1階に77台が接車できる両面のターミナル用バース、2階には13台が接車可能なターミナル用バースに加え、18台分の倉庫用バースを備える。25年6月に完成予定。

旧市川支店は、首都高速湾岸線・千鳥町ICから1キロに位置し、千葉県内と都内の経済、流通の中核地域を担当してきた。現在は千葉県浦安市に一時移転中。建て替え後の市川支店は5階建てで、既存の倉庫と合わせた倉庫の延床面積は5万5886平方メートルに及ぶ。1階に71台分のターミナル用バース、2階に33台分の倉庫用バースを備える。26年7月に完成する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com