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ユナイテッドアローズ、スタッフ用在庫検索ツールにiPhone

2010年11月1日 (月)

話題ユナイテッドアローズは11月から、運営するブランドの「ユナイテッドアローズ」「ビューティ&ユースユナイテッドアローズ」のうち4店舗で、スタッフが使用する在庫検索ツールに「iPhone」をテスト導入し、即座な在庫検索対応を可能にする。

 

現在、各店舗での在庫検索は、バックルームやレジカウンターに設置された特定の端末を使って対応をしているが、商業施設内の店舗や繁忙時やセール期間の会計時など、混雑した環境下での在庫検索作業はレジまわりの業務集中を招き、対応の効率を下げる懸念があった。この結果、店舗業務のオペレーションスピードが低下するなど、販売機会ロスに至る場合もあった。

 

そこで、日本NCRの協力を得てスタッフが手軽に携帯することができ、即座に在庫検索が可能なiPhoneアプリケーションを開発。繁忙店舗を中心にテスト導入したもの。

 

アプリケーションは、品番を入力すると全国の店舗在庫数・色・サイズや商品画像などの商品情報が一目で確認することができる検索システムで、既に9月から、入店客数が多いインショップの店舗にテスト導入を開始。11月にはユナイテッドアローズ池袋店のビューティ&ユースコーナーでも導入が決まっている。

 

現在は品番を手入力しているが、今後はiPhoneにバーコードリーダーを備え付けることで、入力ミスの防止やスピードアップを図る。また、店舗間での電話による最終確認や発注時にも、ソフトバンクモバイルの料金プラン「ホワイトプラン」を活用することで、iPhoneをそのまま電話としても使えることも視野にいれているという。