鴻池運輸、国内事業の好調寄与し増収増益

調査・データ鴻池運輸が10日に発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比1％増の3150億2900万円、営業利益が同25.6％増の166億3400万円、最終利益が36.7％増の113億4900万円と増収増益だった。

セグメント別では、複合ソリューション事業は、売上高が6.9％増の2019億6500万円、営業利益が33.9％増の173億9200万円と増収増益だった。空港関連での国際旅客便の復便や鉄鋼関連における生産請け負い作業での単価アップ・大口スポット作業の継続獲得などが寄与した。

国内物流事業では、定温食品の新倉庫かどうなどによる取扱増などで、売上高が2.3％増の539億100万円、営業利益が1.1％増の30億8100万円と増収増益。国際物流事業は、海上・航空貨物の需要減退や運賃市況などのマイナス要因が大きく、売上高が15.8％減の591億3600万円、営業利益が15.3％減の30億1000万円となった。

25年3月期の通期連結業績は、売上高が7.9％増の3400億円、営業利益が8.2％増の180億円、最終利益が5.7％増の120億円と予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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