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アールディーシーとENEOS、飲食店から廃食油活用

2024年6月26日 (水)

環境・CSR外食チェーンを展開するアールディーシー(埼玉県熊谷市)とENEOS(エネオス)は25日、飲食店舗からの廃食油を持続可能な航空燃料(SAF)の原料として活用する基本合意書を締結したと発表した。

アールディーシーが展開する「がってん寿司」などの店舗で排出される年間およそ18万3660リットルの廃食油を回収し、ENEOS和歌山製造所でSAFにリサイクルする。この取り組みは、2025年からの本格稼働を目指しており、廃食油の有効利用とCO2排出削減に寄与する。

▲廃食油活用の流れイメージ(クリックで拡大、出所:アールディーシー)

このプロジェクトは、廃食油の再利用を通じて、持続可能な社会の実現を目指すものだ。具体的には、アールディーシーの店舗から回収された廃食油を、ENEOSの和歌山製造所で精製し、高品質なSAFとして生まれ変わらせる。SAFは従来のジェット燃料と比較してCO2削減効果が高く、航空業界における環境負荷の軽減に大きく貢献する。

また、ENEOSは和歌山製造所でのSAF製造プロセスにおいて、最先端の技術を駆使して効率的な精製を行う計画である。この技術により、廃食油から高品質な航空燃料を安定的に供給することが可能となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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