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ファミマ、廃食油とミドリムシ由来油を配送燃料に

2020年7月31日 (金)

環境・CSRファミリーマートとユーグレナは7月31日、ファミリーマートの店舗で使用した食用油(廃食油)を原料の一部とするバイオディーゼル燃料を、ファミリーマートの配送車両に使用する取り組みを共同で実施すると発表した。

ユーグレナ社が日本初のバイオ燃料製造実証プラントで製造するバイオディーゼル燃料は、ユーグレナ(和名:ミドリムシ)など微細藻類の油脂や廃食油を主原料とするもので、持続可能性に優れた燃料となることが期待されている。

今回の取り組みでは、横浜市内の2店舗で使用した廃食油を原料の一部として再利用し、8月下旬から同市内を走る配送車両1台がバイオディーゼル燃料を使用して店舗配送を行う。

ユーグレナ社は、ことし3月末に軽油に代わる次世代バイオディーゼル燃料を完成させており、これまでにいすゞ自動車藤沢工場で運行するシャトルバスに燃料を供給。横浜市とともに「バイオ燃料地産地消プロジェクト」の活動を活発化させている。

▲取り組みの概要図(出所:ファミリーマート)

ミドリムシ由来のバイオ燃料完成、いすゞバス運行