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ベトナムの商用車市場は今後10年で2倍に

2024年7月17日 (水)

調査・データ調査会社のReport Ocean(レポートオーシャン、東京都中央区)は16日、ベトナムの商用車市場について、2023年から2032年にかけて68億5000万ドルへと規模が拡大し、年平均成長率(CAGR)も8.35%に達するとの予測を公表した。

ベトナムはASEAN諸国の中でも経済成長が著しい国の一つで、経済の発展にともない貨物輸送用の商用車の需要も増加している。特に建設業界の活況やインフラ投資の増大で、トラックやバンといった商用車の需要が高まっている。また、EC(電子商取引)の普及が物流業界を拡大させ、商用車市場のさらなる成長を促している。

同社によると、こうした現状を背景に、23年のベトナム商用車市場は33億2000万ドルに達した。

特に軽商用車(LCV)と重商用車(HCV)の注目されており、LCVは、都市部での配送効率を高めるために需要が増大。HCVは建設現場や大規模輸送で活用できるため重宝されている。また、電動商用車(EV)への関心も高まっており、環境規制や運用コストの削減の面から伸びている。

現在のベトナムの商用車市場をリードしているのは、トヨタやフォード、ヒョンデ(現代)といった国際的な自動車メーカーだが、国内外の多くの企業が参入しており、競争は激しい。地元の企業も市場シェアを拡大するための戦略を練っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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