調査・データハマキョウレックスは29日、同社連結子会社従業員による不適切な取り引きに関して、現在までの再発防止策の実施状況を発表した。
同社では、ことし3月13日付「社内調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」で公表した社内調査委員会からの提言を踏まえ、ことし5月1日付「再発防止策の策定及び役員報酬の一部自主返上等に関するお知らせ」で具体的な再発防止策を公表、これまで再発防止策の実行に取り組んできたという。
同発表によると、社内ルールの整備では、貸切代車料における契約書の締結、請求書への明細添付とチェックの充実、職務権限・業務分掌の適切な見直し、文書保管基準の整備を実施。内部監査では、内部監査室を設置し、内部統制上の業務記述書およびRCM(リスクコントロールマトリックス)を策定、監査結果を活用するとしている。合わせて、業務担当のローテーション化、内部通報制度の制定、人材教育なども実施しているという。
なお同社では、体制強化のため、ことし年5月1日に社外取締役を中心とした6人の調査チームを設置。同調査チームは、同社および近物レックスとの間で特別の利害関係がなく独立性のあるメンバーで構成している。
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