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川崎汽船、子会社社長がブルガリアで名誉博士号

2013年4月12日 (金)

話題川崎汽船は11日、同社OBの長谷川陽一・太洋日本汽船(船舶管理会社)社長が3月ブルガリアの国立ナバルアカデミーから名誉博士号を授与された、と発表した。

太洋日本汽船は1997年からブルガリア人船員の配乗を始め、2004年にはブルガリア現地法人を設立。現在は管理船30隻にブルガリア人船員を配乗しており、400人のブルガリア人船員を雇用している。

川崎汽船と太洋日本汽船は、ナバルアカデミー改修に際して寄付を行っており、05年には改装費を寄付した教室が「Kライン教室」と命名されたほか、12年には寄付を行った大講義堂の改修工事が完工するなど、緊密な関係を構築してきた。

ナバルアカデミーは1881年に設立され、海軍士官と商船職員を育成している。太洋日本汽船のブルガリア人船員の90%は同校の卒業生で、Cadetとして採用した学生が船長・機関長として活躍している。