新高島平駅に至近、24時間稼働の都市型物流施設

拠点・施設不動産賃貸の三都商事（東京都千代田区）とトナカイ（同）、ワイズ（渋谷区）の3社は、東京都板橋区の都営三田線・新高島平駅前に物流施設「メトロデポ新高島平駅前」を建設中だ。2025年1月20日の完成を予定している。

▲「メトロデポ新高島平駅前」の完成イメージ（出所：ワイズ）

同施設は、都営三田線新高島平駅前という好立地にあり、首都高速5号線・高島平インターチェンジ（IC）からも900メートルと至近。従業員にとっても、配送車両にとっても交通利便性が高い都市型物流施設となっており、まさに「Metro」（地下鉄）、「Metropolis」（大都市）の「Depot」（物流施設）という名前の通りの物件となっている。東京都が指定する西北部流通業務団地に位置し、24時間操業が可能。高島平団地を中心に近隣の居住人口は5万人と、従業員の確保の面でも優位性がある。

▲周辺図（クリックで拡大）

建物は5階建てのボックス型、延床面積は5244平方メートル（1586坪）で、自由度の高い整形空間を提供。各階の有効天井高は5.5メートル、床耐荷重は1平方メートル当たり1.5トンを確保し、さまざまな商材に対応している。1階にはドックレベラー付きのトラックバースが用意されているほか、上下搬送用の荷物用エレベーター2基（3.5トン）と乗用エレベーター1基を備え、1棟利用にも分割利用にも対応できる内部構造となっている。事務所スペースは1階に14坪、2階に25坪を用意している。

また、万が一の浸水対策として、電源設備は5階に設置するなど、災害時のBCP策定にも対応。屋上には太陽光パネルが設置できる仕様となっており、都営三田線乗客からの視認性が高い南東側の角には、看板の設置も可能だ。

ことし12月中旬には内覧会の開催を予定している。