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三菱地所など、米国東海岸で大規模物流施設

2024年9月5日 (木)

完成予想パース(出所:三菱地所)

拠点・施設三菱地所(東京都千代田区)、大成建設(東京都新宿区)、中央日本土地建物(東京都中央区)は5日、各社の米国法人を通じ、ロックフェラーグループ社と米国ヴァージニア州の有力デベロッパーであるMatanが推進する米国主要港のヴァージニア港(ヴァージニア州ノーフォーク)付近における大規模物流施設開発事業「PORT460(ポート460)」に参画すると発表した。

同計画は敷地面積100万平方メートルに5棟・総延床面積およそ22万平方メートルの物流施設を開発するもの・4日に起工式を実施した。順次完成する計画で、全体完成予定は2027年、総事業費はおよそ500億円となる見込み。

米国・東海岸中部の物流を担うヴァージニア港は、旺盛な港湾需要に対応するため、大規模なインフラ拡張工事が進行中で、工事完了後は米国東海岸でもっとも深い水深(16.5m)を有する港となる。付近の物流施設は空室率は低位で推移しており、今後も物流需要の拡大と賃料上昇が見込まれるという。

計画地は、ヴァージニア港と、米国を南北に縦断し、ボストンやニューヨークなどの主要商業都市を結ぶ州間高速道路・I-95の間に位置しており、I-95へつながる2つの幹線国道の結接点に面する立地。貨物車用の駐車スペースを多く備えたClass Aの物流施設5棟を3フェーズに分けて建設、大手小売事業者やEC(電子商取引)事業者などの利用を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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