財務・人事ケーブル製品メーカーのJMACS(ジェイマックス、兵庫県加東市)は17日、日電ホールディングスに対する第三者割当による新株式発行を決定したと発表した。新たに発行する株式は110万株、1株あたり528円で、総額5億8080万円を調達する。この資金は、老朽化した物流棟の建て替え費用に充てられる予定で、物流効率や品質向上、作業環境の改善を図り、企業価値の向上を目指す。また、発行により日電ホールディングスの持ち株比率は28.29%に上昇し、主要株主となる。
物流棟は老朽化が進んでおり、アスベストも含まれているため、安全面の確保や運搬業務の効率化を目指し、建て替えが決定された。この建て替えにより、作業効率の向上や、品質の維持が期待される。また、社員の労働環境改善にも寄与し、厳しさを増す人材確保でも有効だと考えられている。
調達資金は物流棟の建設に充当され、残りはシンジケートローンや自己資金で賄う予定である。また、株式希薄化の影響を最小限に抑えるため、資金の一部は銀行からの借入れで対応する方針である。
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