環境・CSR物流資材の販売などを手掛けるユース(埼⽟県狭⼭市)と立正大学(東京都品川区)は7日、両者の強みを掛け合わせた課題解決型インターンシップを実施したと発表した。
同大学の課題解決型「シン・インターンシップ」は、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の3省による合意「インターンシップの推進に関する基本的な考え方」および産学協議会基準に準拠した要件を満たす「タイプ3」に相当するもの。タイプ3は「汎用型能力・専門活用型インターンシップ」で、受け入れ先の企業で企画提案や課題解決の実務経験など、学生がその仕事に就く能力が自らに備わっているかどうかを見極めることを目的に、自らの専攻を含む関心分野や将来のキャリアに関連した就業体験を行う。⼤学推薦型ではあるものの、参加するには厳しい学内選考があるという。
同社における、5⽇間にわたる課題解決型インターンシップのテーマは「ステークホルダーの脱炭素化に向けて」。2050年カーボンニュートラル実現に向け、⽇本では様々な戦略、政策が策定されているなか、 同社の事業の柱でもあるオフィス通販や環境 ・ 物流機器の販売においては、脱炭素、 カーボンニュートラルは避けて通れない社会問題となっている。同インターンシップでは、今後の課題に対処するため、顧客や行政、地域社会といったステークホルダーに向け、同社の取り組みを通じて脱炭素化やカーボンニュートラルをPRすることをふまえ、これからの未来を⽣きていく同⼤学の学⽣に対し、同社の食堂リニューアルプランを2組に分かれてプレゼン提案することを課題とした。
参加学生は、食堂リニューアルプランの参考にするため、1⽇⽬は同社パートナー企業のPLUSLAND(群馬県前橋市)を訪問。2⽇⽬以降は同じくパートナー企業でオフィス⽂具通販のアスクル本社(東京都江東区)を訪問、レクチャーを受け、多くの施設から得たものを参考にし、課題解決の⼿法を体験した。実際の取り組みから、⾷堂リニューアルプランについて、学生⾃⾝でレイアウト、製品選定など調査した内容をもとに各チームで発表資料にまとめ、最終⽇には同社の経営層である役員にプレゼンテーションを⾏っったという。
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