日立物流、米国のフォワーダーを買収

話題日立物流は15日、米国の物流会社「ジェームスJボーイ社」（JJB社）の株式87％と、JJB社の子会社「JJBリンクロジスティクス社」の株式23％を取得した。JJB社は、JJBリンク社の株式を所有しているため、間接所有を含めた日立物流の持分比率は71％となる。

これにより、日立物流はネットワーク強化によるグローバル事業の拡大、フォワーディング事業の強化を図る。フォワーディング事業では、オフショア（3国間）事業の拡大と仕入力の強化を狙う。

具体的には、北米で航空フォワーディング事業と通関事業を強化するとともに、既存の自社グループ事業（3PL、トラック輸送）との組合せによるサービスレベルの向上を図る。

また、香港・上海発着の航空フォワーディング事業の強化に向け、インド、中近東、アフリカを仕向地とした新しいサービスルートを確立する。