行政・団体エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は23日、同日施行された「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行のための低炭素水素等の供給及び利用の促進に関する法律」(水素社会推進法)に基づき、低炭素水素などのサプライチェーンの構築に対して助成金を交付する「価格差に着目した支援」「拠点整備支援」を実施すると発表した。
水素社会推進法は、低炭素水素などの供給と利用を促進するため、経済産業省から認定を受けた事業者に対する支援措置や規制の特例措置などを定めている。これに基づき、JOGMECは低炭素水素などの供給や共用設備の整備に必要な資金を助成する。
「価格差に着目した支援」では、国内に供給された低炭素水素などについて、国内製造や海外製造、海上輸送の費用と、既存の原料・燃料との価格差に対し助成金を交付する。
「拠点整備支援」では、国内で低炭素水素などを利用するため、複数の事業者が必要とする輸送・貯蔵の設備を整備する場合、FEED(基本設計)やインフラ整備費用の一部を助成する。
JOGMECは「価格差に着目した支援」の審査支援業務を行うタスクフォースを新たにエネルギー事業本部水素事業部に設置し、体制を整備した。
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