
(出所:貝印)
環境・CSR刃物メーカーの貝印(東京都千代田区)は25日、処分予定の在庫や返品、顧客が使用後に回収した包丁やハサミを再資源化する取り組みをアミタ(同)、鉄鋼メーカーと行ったと発表した。
同社は、刃物に使用されているステンレスを再度ステンレスにする為に、サステナブル経営コンサルタントであるアミタと鋼材の製造メーカーと共同し、同社の廃棄物を再資源化し、再び社内で資源として循環利用する取り組み「刃物回収再資源化プロジェクト」を開始。ことし6月から毎月150キロ程度の樹脂付きのステンレス刃物鋼を鉄鋼メーカーの電気炉でステンレスに再資源化し、貝印で材料として使用している。
具体的には、流通センターにて発生した返品された商品や廃番品、業務用包丁の使用後の引き取り品などの刃物を鉄鋼メーカーにてバスケットに投入し、その後バスケットから電気炉に投入し溶解させ、ステンレス鋼材などに再資源化する。
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