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東北運輸局、宮城県立高校でPSCの出前講座

2013年6月20日 (木)

行政・団体東北運輸局は21日、船員養成機関でもある宮城県立宮城県気仙沼向洋高校で、外国船舶監督官が行う「ポート・ステート・コントロール」(PSC)についての講演を行う。

海運・船舶・港湾の現状と海事行政の仕事内容について学び、知識を深めるとともに進路への意識を向上させる目的で、同校から「出前講座」の依頼があった。

外国船舶監督官の業務では、入港してくる外国船舶に対して、海上での人命の安全や海洋環境の保全のために、サブ・スタンダード船(条約不適合船)の排除を目的としてPSCを実施し、船舶の構造・設備、海洋汚染防止設備、船員の訓練・資格要件、船舶の安全管理・保安措置などについて、IMO(国際海事機関)やILO(国際労働機関)で採択された国際条約の基準に適合しているか、立入検査を実施している。

講演は21日午後1時半から、同校の情報海洋科2、3年生33人を対象に実施する。