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東芝、四日市工場の生産増強、スマホ需要に対応

2013年7月2日 (火)

荷主東芝は2日、NAND型フラッシュメモリの次世代プロセス品や三次元構造品(3Dメモリ)の生産スペースを確保するため、四日市工場(三重県四日市市)に第5製造棟の第2期工事を8月末から開始すると発表した。

第5製造棟は、市場動向を見極めながら最適な生産スペースを確保する観点から、建屋を2期に分けて建設することとし、第1期は2011年7月から稼働している。

第2期はスマートフォンやタブレット、エンタープライズサーバー向けSSDを中心に需要が増加傾向にあり、中長期的に市場拡大が見込めると判断し、建設を決めたもの。

第5製造棟では、製品を効率的に自動搬送するシステムや、地震時の揺れを吸収する免震構造を採用しており、LED照明などの省エネの取り組みを通して、CO2排出量を第4製造棟に比べて13%低減する。