エアークローゼットがグリーン購入大賞受賞

▲エアクローゼット代表取締役社長兼CEOの天沼聰氏

認証・表彰環境への負荷低減に取り組む事業者の製品、サービスなどを優先的に購入するグリーン購入の普及と拡大に努める団体を表彰する「第25回グリーン購入大賞」が12日、東京都中央区のコングレスクエア日本橋で開かれた。優秀賞は天然由来主原料のセロテープを販売するニチバン（東京都文京区）など4社、大賞にはLCAによりCO2排出削減効果を定量評価している「DNP環境配慮パッケージングGREEN PACKING」が評価された大日本印刷など6つの企業、団体が選ばれた。

大賞/経済産業大臣賞を受賞したのは、女性向けの普段着のファッションシェアリングサービスを手がけるエアクローゼット（東京都港区）。事業をシェアリングサービスに特化し、循環型の物流システムの構築に努めている。同社が運営する「air Closet」は、300人以上が在籍するスタイリストのうちの1人が会員の顔立ちや好みなどを考慮に300ブランド以上、35万点以上の中から選んだコーディネートを会員にレンタル提供し、返却期限なしで実際に着用できる。気に入らなければ交換、気に入れば、そのまま購入できるシステム。現在、月額会員数は3万7000人を超え、成長を続けている。不必要な買い物や家庭での服の廃棄の抑制へのつながる点が評価された。

▲日本橋で開かれた第25回グリーン購入大賞授賞式

同社の代表取締役社長兼CEOの天沼聰氏は本紙の取材に対し、今後はアイテムの拡大やメンズ、キッズ、シニア、などの顧客層の拡大、海外展開を目指すと抱負を語った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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