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東洋紡、スペインの診断薬・機器メーカーを買収

2013年8月2日 (金)

M&A東洋紡は2日、スペインに拠点を置く診断薬・診断機器製造販売会社でグローバルに販売網を持つスピンリアクト社(スペインカタルーニャ州ジローナ県)の全株式を、米国アリーア・グループから7月31日に取得した、と発表した。

スピンリアクト社を買収したことで、バイオ分野の海外拡大戦略を加速させていく、としている。

スピンリアクト社は、スペインだけでなく、アフリカ・中南米・欧州・アジアなど、世界90か国に代理店を展開し、新興国市場に合わせた診断薬関連製品などを豊富にそろえている。

東洋紡では、診断薬や診断システムなどのバイオ分野の海外市場は、今後、新興国を中心に年率10%以上の拡大が予想されていることから、海外市場で売上拡大を図るため、海外企業とのアライアンスやM&Aを検討していた。