環境・CSR電子商取引(EC)事業を展開するBEENOS(東京都品川区)の子会社で海外向け購入サポートサービスを手掛けるtenso(同)は12日、国際配送での温室効果ガス(GHG)削減のため、DHLジャパン(同)が提供する「GoGreen Plus」の利用契約を結んだと発表した。
「GoGreen Plus」は、廃油やバイオマス由来原料から生産される「持続可能な航空燃料(SAF)」を使い、GHG排出量を削減する輸送サービス。今回の契約によって、BEENOSグループのEC事業でDHLを利用して発送する荷物の全てに「GoGreen Plus」が適用される。DHLを利用した同社の配送で、GHGが最大10%削減される見込みだという。
Tensoは海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を展開しており、世界的な越境EC利用の広がりなどを背景に流通量が継続的に増大。2024年9月期通期では、流通総額が前年比12.5%増と過去最高を更新し、世界中で会員登録数は588万人に達している。
一方、成長とともにGHG排出量も増加を続けており、同グループではトラッキング付非化石証書を購入するなど、温室効果ガス削減の取り組みを進めている。今回の契約もその一環で「GHGの削減と継続的な事業成長の両方を進めていく」としている。
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