環境・CSR東洋製罐グループホールディングス(東京都品川区)は14日、茨城県鹿嶋市、リファインバース(東京都千代田区)、三菱ケミカル(東京都千代田区)、キユーピー(東京都渋谷区)、カスミ(茨城県つくば市)との6者間で、茨城県内におけるプラスチック容器の循環を目指すことを目的に包括連携協定を締結したと発表した。
同協定は「プラリレープロジェクト」と称し、自治体と回収業者、素材メーカー、容器メーカー、食品メーカー、小売りがそれぞれの強みをいかした日本初の資源循環を目指す実証実験プロジェクト。夏ごろを目途に鹿嶋市内で排出された使用済みプラスチックをリファインバースで回収・一次加工し、三菱ケミカルが新設したケミカルリサイクルプラントにて再資源化。その再生プラスチックを東洋製罐グループにて容器を製造、キユーピーにて製品化、カスミにて販売し、再度回収するという循環の実証実験を行う。実証実験の前後の期間では鹿嶋市内の公立小中学校にて、プラスチック資源の調査学習や各社のプラント見学、リサイクルに関する教育プログラムなどを行う。
また、26年3月までに実証実験や取り組みで見えた課題点やフィードバックを基に、6者共同で「プラスチック容器の循環に関する検証レポート」を作成・発表する予定。
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