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アパレル2社、物流企業と連携し廃プラ再生実証へ

2021年7月27日 (火)

▲回収対象のプラスチック

環境・CSRオンワード樫山と三陽商会、センコーグループホールディングス、レコテック(東京都千代田区)の4社は27日、廃プラスチックの回収・再生による資源循環プラットフォームの構築に向けた実証事業を始めると発表した。アパレルのオンワード樫山と三陽商会がセンコーグループと連携し、納品や返品などの物流業務を通して効率的に廃プラスチックを回収し再生する資源循環の構築を目指す。

プラスチック廃棄物の削減と再利用が世界レベルでの課題となるなかで、サプライチェーンの過程で発生したプラスチックの効率的な回収と再利用の取り組みを推進するのが狙い。4社は、メーカーと物流業社の連携による、サプライチェーンで一貫した資源循環の仕組み作りを確立するため、今回の実証事業の実施に踏み切った。

今回の実証事業は、レコテックの提供する資源循環プラットフォームシステムや廃棄物記録アプリケーションを活用。ハンガーカバーや衣料品包装材などの廃プラスチックについて、種類や量を可視化し追跡・管理する。

▲資源循環プラットフォーム実証事業のイメージ(クリックで拡大)