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神戸物産、エジプトに作物栽培子会社を設立

2010年12月6日 (月)

荷主神戸物産は3日、エジプトに子会社「神戸物産グリーンエジプト」を設立したと発表した。エジプト国内で農業プロジェクトを展開し、栽培した作物を加工する。

 

同社は、栽培のためのインフラ整備など、エジプト関係省庁との協議の進捗に合わせて子会社の設立申請を見合わせていたが、10月27日に設立登記を完了し、現地法に基づく手続きを経て11月末に実質設立手続きを終えた。

 

エジプトでは、約3000ヘクタールの土地で作物を栽培し、収穫した作物を加工するための工場を設立する。同社グループでは、国内外に保有する広大な農地を利用し、作物の作付けから収穫、食品への加工、流通、販売と「川上から川下まで」を自社で一貫して手がける、「食のSCM」を目指している。