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ヤマト運輸、熊本スルーセンターの運用を開始

2013年9月12日 (木)
熊本スルーセンターの内部

熊本スルーセンターの内部

ロジスティクスヤマト運輸は11日、同社熊本主管支店の施設でグループ初となる「熊本スルーセンター」の運用を19日から開始する、と発表した。

熊本スルーセンターは、独自の物流システム「FRAPS」を導入し、国内・海外に分散するサプライヤーから工場ラインまでのジャスト・イン・タイム一括調達を提供するもので、ファーストユーザーとして東京エレクトロン九州(熊本県合志市)が利用することになった。18日に同主管支店の施設で開所式を行う。

同センターでは、全国のサプライヤーへの発注情報と輸送情報を連携し、輸送の「見える化」を実現するとともに、FRAPSを活用し、高速ピッキングにより発注から製造ライン供給までのリードタイムを短縮する。

24時間稼働と、FRAPSを用いた製造ライン別の仕分けで、在庫保管スペースを大幅に圧縮するほか、開梱・工程別に仕分けした状態で一括納品することにより、工場構内の渋滞緩和を実現し、CO2削減にもつなげる。

同社は今後、工場ラインへの部品調達物流を通じてスピード・品質・コストを高める付加価値機能の提供に取り組む。さらに、同社グループが進める「バリュー・ネットワーキング」構想により、調達物流支援を地域の企業へ汎用的に提供していく。

所在地:熊本県上益城郡益城町大字平田字深迫2441-2
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