M&ASGホールディングス傘下で大型家電の設置輸送などを手掛けるSGムービング(東京都江東区)と産業廃棄物収集運搬のエコモーション(東京都品川区)は17日、循環型社会の実現に向け、業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
両社は廃棄物を資源として再利用し、循環型社会を実現するため、両社が持つリソースやノウハウを共有して、課題解決につなげていくことを目指す。環境への取り組みを通じて、両社の事業の成長とともに、環境にやさしい循環型社会の実現に向けた取り組みを検討していくとしている。
今後、両社は物流インフラやノウハウの共同活用や資源化率向上に向けたサービスの開発・運用などを進め、健全で持続的な循環型社会の実現にむけたビジネスモデルの構築を図る。
また、人材交流や共同提案営業などによる連携を進め、事業拡大を図るとともに、物流インフラと資源促進の知識の共有によるリユース・リサイクルの推進と廃棄物の削減を進めていく。
こうした取り組みを具体的に進めていくため、両者でワーキングチームを作り、サービス開発やインフラの構築に向けた協議を開始。両社が持つリソースを活用して、人材教育を進め、交流を深めながら効率的な協業方法を検討していく。
両社は「循環型社会の実現には廃棄物を資源として再利用する必要があるが、物流や施設、法律による規制などさまざまな課題がある」として、「オープンな環境でさまざまな社会課題を解決できるよう積極的に取り組んでいく」としている。
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