ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

フジタ・IHIなど、相馬市で太陽光発電を開始

2013年10月15日 (火)

荷主フジタは11日、IHI、中村土木と共同出資で「ニューパワー相馬合同会社」を設立し、今月から福島県相馬市光陽の市有地(敷地面積5万8000m2)で太陽光発電(メガソーラー)事業を開始した、と発表した。

再生可能エネルギー特別措置法の固定価格買取制度を適用し、今後実施を検討する被災地有効活用のためのモデル事業として運営する。2012年8月に相馬市が主催する発電事業者選定の公募型プロポーザルが実施され、同年9月にフジタ・IHI・中村土木グループが選定された。事業者のニューパワー相馬合同会社が、市と20年間の借地契約を締結した。

太陽光パネルは7994枚、発電設備規模(モジュール容量)は、一般家庭600世帯分の電力量に相当する1998kw、事業期間はことし3月から20年間となっている。

施設内に国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」(そうまのまおい)用のトレーニングセンターも設置し、東日本大震災の復興にも寄与する考え。