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全国港湾、4/26-27に48時間連続ストライキ

2025年4月10日 (木)

行政・団体全国港湾労働組合連合会(東京都港区、全国港湾)は10日、労使交渉の場で日本港運協会に対し、2025年春闘の第3次行動として、4月20日0時から24時間のストライキ、同26日0時から27日24時までの48時間連続ストライキを実施する方針を正式に通告した。労働条件改善と待遇面での要求に対する使用者側の回答が不十分であることを受けてのもの。

全国港湾は9日午前、日本港運協会(同)と折衝に及んだ。しかし、労働環境の改善や賃金体系の見直しなど、重要な要求事項について十分な進展が見られず、交渉は膠着状態に陥った。全国港湾はこれを受け、組合員の権利を守り、より良い労働条件を実現するため、実力行使に踏み切る判断を下した。

今回のストライキは第3回中央港湾団体交渉での回答に対して組合側が不満を表明したことに始まる。これを受けて、公文91号により3月30日の荷役拒否を通告し、予定通り実施した。その後、公文93号により4月13日の荷役拒否を通告した。現在も交渉は継続中だが、目立った進展は見られておらず、新たなストライキ行動の通告に至った。これらの一連の行動は、全日本港湾運輸労働組合同盟との連携の下で実施するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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