荷主日産自動車は13日、経営再建計画「Re:Nissan」を発表した。2026年度までに自動車事業の営業利益およびフリーキャッシュフローの黒字化を目指し、固定費と変動費で計5000億円のコスト削減を進める。24年度から27年度にかけて計2万人の人員削減を行い(発表済の9000人の削減を含む)、対象には、グローバルに生産部門、一般管理部門、R&D部門の直接員、間接員、契約社員も含まれる。また、車両生産工場を17から10に縮小する。
計画では、24年度実績比で固定費と変動費をそれぞれ2500億円削減する。変動費削減では、エンジニアリング効率を向上させ、各部門から300人のエキスパートで構成するTdC改革オフィスを設置する。先行開発を一時停止し、3000人がコスト削減に専念する。また、サプライヤーパネルを再構築し、非効率の排除も進める。固定費削減では、生産工場を27年度までに統合し、北九州市のLFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリー新工場建設を中止する。
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