サービス・商品日本郵便とJR東日本は16日、外房線鵜原駅(千葉県勝浦市)で郵便局窓口業務と駅窓口業務の一体運営を開始すると発表した。この取り組みは、2024年2月21日に締結された日本郵政グループとJR東日本グループによる「社会課題の解決に向けた連携強化に関する協定書」を基に実施される。両社は、全国的な「地域コミュニティの弱体化」や「労働担い手不足」といった社会課題の解決を目指し、実店舗ネットワークを活用した共創施策を展開する。

▲局舎イメージ図(出所:日本郵便)
今回、勝浦鵜原郵便局は鵜原駅敷地内の新築局舎へ移転し、「鵜原駅郵便局」に改称される。従来の郵便・荷物、貯金、保険、物販などの郵便局窓口業務に加え、Suicaチャージや精算、発車時刻案内、運賃案内といった駅窓口業務も担当する。
25年6月16日から新拠点での運営を開始する両社は、今後も相互協力を拡充し、地域関係者との連携を深めながらコミュニティー機能を強化していく。さらに、他地域での駅と郵便局の一体運営、新規地域事業の創造、デジタル化による利便性向上、物流拠点機能や都市開発分野への展開も積極的に検討する。両社は、この取り組みを社会課題解決のための新しい地域インフラ拠点のモデルケースとすることを目指している。
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